仏壇の処分前に知っておきたい知識
ご先祖様をご供養するためにご自宅にお仏壇があるのですが、ご先祖様から引き継がれた古いお仏壇は大きいものが多く、現在の住宅事情からなかなか大きなお仏壇が置けなくなっています。そこで小さなお仏壇へ買い替えや、お仏壇を置くスペースが無いなど、仏壇を処分することが多々あります。お仏壇を買い替える場合、処分する場合、どちらもお性根抜きを行い、また買い替える場合は、新しいお仏壇にお性根入れをする必要があります。
開眼供養（魂入れ・お性根入れ）を行なったかどうかを確認
開眼法要（魂入れ・お性根入れ）はお仏壇を新しく作った際や仏像・位牌にされる儀式です。亡くなった方の魂は自然とお仏壇に宿ると言われていますが、魂を呼び覚ますという意味合いで開眼を行います。開眼法要（魂入れ・お性根入れ）が行われた場合、お仏壇に亡くなられた方の魂がお仏壇に存在します。なぜこれを確認するかというと、開眼法要が行われた場合は、閉眼法要（魂抜き・お性根抜き）を行わなければならないからです。 閉眼法要（魂抜き・お性根抜き）は開眼法要の逆で、魂を抜くことでお仏壇をただのものにすると考えられています。 これを行わないと魂を収めたまま処分することになってしまうために確認が必要なのです。
魂・お性根抜きはどうすればいいのか？その費用は？
閉眼法要（魂抜き・お性根抜き）は菩提寺に依頼ください。費用はお寺により異なりますが、 お布施はおよそ1万円～5万円が相場です。いくら必要なのか心配なら、お寺に電話して確認すると答えてくれるでしょう。
位牌・遺影・仏具のご供養と処分
通常、お位牌の処分はお寺様に依頼するものです。お寺様に持っていくとお焚き上げ処分していただけます。その際の費用は 1万円～2万円程度とされています。 ※当店では、お仏壇処分代金だけで、仏壇の下台に収まる仏具や位牌・遺影等も無料にて引取り処分させて頂きます。しかし、位牌・遺影は処分される前にご供養されることをオススメします。当店ではまとめて3,000円でご供養します。
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